2013年9月30日月曜日

エフェクターの種類(カテゴリ)

エフェクト(効果)にはいくつかの種類があり、まず大雑把に分類してきますが複数のエフェクト回路が混ざってできたエフェクターもあり厳密なカテゴリ分けが非常に困難です
ここが複雑に感じることろでもあると思いますが、カテゴリ分けにとらわれ過ぎず最終的にはエフェクト(効果)がどのようなものなのかが大事だと思います



1、ダイナミクス系
  音量を操作するエフェクター

  
2、ノイズ除去系
  ノイズを除去するエフェクター

3、フィルター系
  周波数を操作するエフェクター

4、モジュレーション系
  音源の位相を操作するエフェクター

5、空間系
  反響・残響(空間)を作り出すエフェクター

6、ピッチ系
  ピッチを操作するエフェクター

7、アンプ・モデリング(シミュレーター)
  アンプの音を再現するエフェクター

8、その他
チューナー、フィードバッカー、ルーパー、ワイヤレス、ラインセレクター、アコースティックシミュレーターなど

 


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エフェクターについて

まず「エフェクターって何ぞや」って方も多いと思うのでエフェクターについてまとめてみます

※画像の都合によりこのページの画像はAmazonのアフィリエイトになっています
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1、エフェクター
エフェクトは英語で効果とか影響という意味で、ようはギターの音に効果・影響させるものです
ロックにあこがれて初めてエレキギターを手にした方は誰しも一度「CDのようにギュワーン!ってならない」ってショックを受けたことがあるはずです
あれこそが「エフェクト」された状態なので、生のギターではあのサウンドは出せませんし、あそこを目指すのがエフェクターの第一歩になることが多いです

※このサウンドはアンプによっては出せるので必ずしもエフェクターが必要ではありませんが…

2、エフェクター種類(ハード)
エフェクターには様々なものがあり、いくつかの形状・形態で販売されています
 


・コンパクト(ストンプ)エフェクター

BOSSタイプ           MXRサイズ  

 
    丸型           ペダルタイプ

 一つのエフェクトに特化したエフェクターでフットスイッチでオン・オフなどが出来るので、足元に置いて直接使うことが出来るタイプ
 好きなコンパクト・エフェクターを好きな数だけチョイスして使えます
 様々な形があるので配置や色合いなど見た目も楽しいです
 ペダルは本来コンパクトの分類ではないのですが分かりやすいのでここで




・マルチ・エフェクター
 
フロアタイプ        デスクトップタイプ     ストンプタイプ

 複数のエフェクターが内蔵されていて同時に使用可能で、またメモリー保存出来、フットスイッチを一踏みするだけでガラッと違う音色に変更可能
マルチは一台でも完結できるので沢山のコンパクトを集める必要がないので、色々繋いだり選ぶのが苦手な人におススメ出来るし、様々な音色を使い分けたい方にも良いです
また、近年、安く小さいモデルもたくさん発売されているので、エフェクターの入門にも使えます
フットスイッチと一体型のフロアタイプと、フットスイッチが外付けのデスクトップタイプだあり、また近年の著しい小型化の代表としてストンプサイズのマルチもあります



・ラック式
 

 ラックは堅牢なボディで重量もあり運搬用に適しているので、プロが機材をまとめ接続セッティングの手間を省くために使っていて高音質なので比較的高価なものが多いです
 かつては憧れが集まり素人の方でもスタジオやライブハウスに持ち込んでいる方が多々いましたが、近年はプロ・素人ともども機材の縮小傾向が強くなってきているようで素人の方の使用はかなり減ってます
 家でレコーディングする宅録では重宝しているようです
コンパクト・エフェクターのように一つのエフェクターに特化しているタイプとマルチ・エフェクターのフットスイッチが外部接続になっているタイプとあります

ラックケース
この中にいくつかのエフェクター等を入れ配線をしておきます
箱になっているので車への積み込み性が非常に高いです
もっと大きいものもあります




・モジュール

 コンパクト・エフェクターのように好きなエフェクターを組み合わせて一つのボックスに収めラックにも入れられる縦型のエフェクター
 近年、プロのスタジオ使用から少しずつアマチュア向けにもなりつつあるエフェクター




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エフェクターの種類と接続順など

今まで特にこういった入門・解説的な記事なんかは避けてきたのですが、結構エフェクター初心者の方が間違えていることが多かったり知りたがっていて「出来るだけ情報集めたい」って思ってる方が多いようなので、自分自身の頭の整理を兼ねてちょっとまとめてみます

というのも、特にエフェクターの種類(カテゴリ)分けなんかは諸説ありすぎて(正確な正解がないので)色々なブログやホームページでそれぞれ独自にやっているようで、逆に混乱するみたいですね
なのでいつもより丁寧に書いていけたらと思ってます

まとめるのに数ページかかるので適当に思い立った時に追加更新していきます

また、画像の都合でAmazonのアフィリエイト画像を多用することになると思うので、アフィリエイトが嫌いな方は画像をクリックしないように注意してください





エフェクターの種類と接続順など

1、エフェクターについて

2、エフェクターの種類(カテゴリ)

3、エフェクターの接続順

 3-1、エフェクターの接続とトラブル

4、TB(トゥルー・バイパス)とバッファについて





大雑把な見出しなので、都度必要に応じて追加・変更していくかもです

2013年9月19日木曜日

VOX ToneLab LE ペダル修理

VOX ToneLab LE のペダルががたついてきたので修理しました
と言ってもまぁ別にたいそうなことではないのですが…手順をまとめてみます

まず底面パネルを外さないことには何も出来ないのでビスを外していきます











底面はこの9個ですが側面(裏パネル)にも2つあります







外したビスは2種類で色も違うんで混ざっても判別できるのですが、作業効率もあるので一応分けて置きます









これで底面パネルが外れたのでペダルを本体から外していきます





















真ん中の黒い六角はペダルのトルク(踏むときの硬さ)を調整するためのもので、その左右の四つのビスを外すことでペダルが本体から外せます





















ペダルを外した底からのアングルです
今回はこの☆の部分にある6角を締めなおします
ここはペダルのメインシャフトを固定しするためのネジです

実は今回でこの修理は2回目なんです
ワウペダルのメーカーでペダルの良さが売りのこの機体、なのに結構緩むw
なので今回はペダルのトルクをやや緩めました



















増し締め後は本体に取り付けトルク調整
本当に極わずかだけ緩めました
ちなみにトルク調整は底面パネルを外さなくても可能には可能なんですが、レンチの長い方を突っ込まないと届かないのでテコが効かず相当力がいるので正直きついです





















トルク調整後は元の通りに戻して完成

VOX ToneLab LEの歪みは本当に素晴らしいのでまだまだ大事に使っていきたいな





2013年9月14日土曜日

ZOOM G3 BG DRIVE Dream Theater - Under A Glass Moon

ZOOM G3に入ってるMesa Boogie Dual rectifierのモデリングのサンプル動画です



2013年9月13日金曜日

ZOOM G3 REVO-1 Dream Theater - Under A Glass Moon

ZOOM G3 のサウンドサンプルです

このDream Theater - Under A Glass Moonはギターやエフェクターの試奏時や音作りの際に必ず弾く曲ですw
これでズブズブではなくサクサクした歪みになるくらいまで歪み量を絞っていくのが好みです

ペトルーシ本人はもっと歪んでいますね
もっと真似したバージョンもやってみようかな


2013年9月11日水曜日

Cubase elements 7 とZOOM G3のテスト

Cubase elements 7を買って今日届いたので早速打ち込み&録音テストをしてみました


曲はMR.BIGのDaddy,BrotherでZOOM G3のみで録ってみました

打ち込み自体はカワイのスコアメーカーでやり、MIDIでインポートしてベロシティとゲイトタイムをちょこっとだけ弄った感じ
G3のエフェクトはMS CRUNCHとNoise Gateのみの実に男らしいセッティングw


正直インストールからぶっ通しでやったので音撮り時にはすでに意識が朦朧として、動画キャプチャーまで手が回らなかったです…


途中のギターの音切れはCubaseから書き出す時に出たようですが、原因はよくわかりません
まぁこれからじっくり試してみます

あと不具合というか、Cubase立ち上げ中はメディアプレイヤーは動かないのはちょっと焦った;
書き出しして聴こうと思ったらエラーですもん、書き出しが失敗したのかと思って10回くらいやり直してしまったよ

2013年9月9日月曜日

Andy Timmons - Eric Gales - NAMM 2013

非常に素晴らしい動画です
楽しそうに・気楽に超絶セッション
通りすがりの人がチラ見していくものNAMM SHOWならではの雰囲気ですね

こういう動画こそいろいろ参考になることも多いし、何と言っても見ていて楽しい!


2013年9月8日日曜日

エレキギター弦 SIT STRINGS

この2年くらいのお気に入り弦 SIT STRINGS のS942 Extra Light
Extra Lightは、まぁギター(ロングスケール)で標準的に使われる弦太さ(ゲージ)で、
1弦から .009 .011 .016 .014 .032 .042です




学生時代やちょっと出先でって時は定番「アーニーボール」のピンクが多かったけど、それ意外は殆んどディーンマークレーのニッケル弦を使ってきました。
ディーンマークレーは結構骨太な感じでアーニーより錆が遅いのでお気に入りだったんですけど7弦用の弦が手に入らなくなってしまったので、この際他のも試してみようと思いSITに手を出してみたところこれがジャストフィット
これもアーニーよりも錆が遅くて、おそらくディーンマークレーよりも持ちが良いのと、パリッとした高次倍音がきれいでタイトなサウンドが気持ちいいですね
タッチ感も柔らかでいいです、ディーンは上にも書いたように骨太なタッチ感で芯から太いって感じ

あとSITのいいところは密閉パーケージと予備弦ですね
1、2弦は各2本ずつ入っているので切れても安心、まぁ切って張替えたことないんであまりまくってんですけどね


弦は音色もタッチも変えてくれてギターを弾く感性も刺激してくれるので、たまに違う弦を試してみるのも良いですよ



2013年9月2日月曜日

BOSS DS-2

超お気に入りの歪み

 BOSS DS-2 TURBO Distortion


カート・コバーンやジョン・フルシアンテの使用が有名なBOSSの歪みだけどグランジやらない人にも十分おススメ出来るんじゃないかと思う

と言うのも単体のディストーションとしては勿論のことクランチやブースターとしてもかなり使える
てかそっちの方が、特にクランチが最高に気持ちいい!



個人的にはTURBOⅠでDISTは9~11 8~10時、トーンはちょっと開き気味の1時(あとはお好み)で、BD-2よりパリッとしつつ芯のあるサウンドにハマる
BD-2の低音は少々暑苦しすぎてブーミーなのが苦手だけどDS-2のクランチはカラッととした爽やかな低音で本当に素晴らしい



TURBOⅠ、Ⅱはかなり好みが割れているようだけどそれは殆んど好みと楽器(ギター)の特性によるものでしょうね
ブースターとして使う場合TURBOⅠ、Ⅱでガッラっと雰囲気を変えれるのは面白い
Ⅰでトレブル・ブースター、Ⅱでミドル・ブースターって感じですね、トーンでさらに微調整も可
メタル系でソロ時にミドルを持ち上げたい時はⅡってな感じ


あと、これはBOSSの歪み全般に言える事だと思うんですけど、LEVELは思い切って上げた方が良い
バイパス時とバランス取って同等よりも気持ちあげるくらいの方がグッとくる
楽器によってはフル近くまで上げた方が良い場合もある

上の写真はブースター兼クランチ用のセッティングでほぼブースターとしての使用目的なので、DISTはかなり絞り気味でLEVELは上げ気味



以下BOSS All About Effector(昔出していたBOSSの正方形のちっさいカタログ) のVol.21よりDS-2の説明とセッティング例




BOSSのエフェクターはとりあえずセンター(12時)で試して、その後セッティング例を試すのが吉ですね
エフェクターでいい音が出ない理由として「適当にツマミを弄る」ってのが本当に多いので、まずは取説通りやってみて、気に入ったセッティングから少しずつ変えていくのが良いです

エフェクター操作に慣れてる人も、慣れている機材でも定期的にこういった作業をするとリフレッシュ出来たり、再発見の出来るので音作りに煮詰まってきたらやってみるのも良いですよ