2014年1月23日木曜日

BOSS DS-1X , OD-1X

ついにサウンドデモ動画きましたね


DS-2以降DA-2まではDSの冠を外して新しいシリーズとして発売してきたのに、ここにきてなぜかDS、ODを付けてきましたね
そのため皆さん色々妄想が捗ったのではないでしょうか?

「原点回帰し完全にDS-1、OD-1を再現した」とかが一番期待されたかな


でこの動画をチェックして驚きましたね
あえてのデジタルを極限まで極めたような新サウンド

アナログで出来ないような圧倒的倍音の豊かさと安定感、そして音の分離
そしてこれまでの所謂「鼻につくデジタル臭さ」完全に取っ払いつつデジタル感を残し、アナログ要素を求めない感じ

なんだか色々なしがらみから振り切れたような印象を受けました、新たな時代が始まりそうですね

今回は比較も考えDS-1Xを中心に行きます



まずは件の公式動画を見ていきましょう




ぱっと聞いて「なんだ今まで通りのデジタルか」って思った人は多いと思いますが、音の太さや分離、アタックのパンチ格段に上ですね

そして目指している音がこれまでのデジタルとはまるっきり別なように感じます


デジタル時代の歪の遍歴を考えてみると

・デジタル初期
  デジタル臭満載
 
・中期                 
  限りなくアナログに近づく    

・今
  アナログで出来るモダンサウンドを圧倒的に上回る

こんな感じ

そもそもBOSSさん的にはデジタルでアナログサウンドを目指すのは通過点でしかなかったのではないでしょうか


歪みサウンドは実は、デジタルでアナログを目指すのと同時にアナログでデジタル(モダン)サウンドを目指すのが同時進行で行われてきました

はっきり言って後者はもう限界に近かったのではないでしょうか
その反面、デジタルの進化は目覚ましく、ものの数年でぐんぐんとアナログに近づきました


で、デジタルでアナログを目指す先にあるのはなんなのでしょうか?



その答えが今回のDS-1Xだと思います

ずばり、「アナログなデジタルサウンド」これではないでしょうか



ここで改めてDA-2のサウンドをチェックしてみましょう




どうですか、かなりアナログを意識しています
それでもアナログを飛び越えようしているが分かります、単純なアナログサウンドを目指していないのは一聴瞭然です

このサウンドは、「アナログでは出せないアナログサウンド」だと思います
あくまでもアナログサウンドを目指している音です

つまりDA-2でデジタルで出せる究極のアナログサウンドは完成したのではないでしょうか
ここまでは旧時代の歪みサウンドを引きずっているように思えます



そして今回のDS-1X
解像度が高く端正な粒立ちの良質なモダンハイゲインですよ
しかも今回のこの動画、使用アンプはJC-120のみ

ではなく、Marshall(マーシャル)やFender(フェンダー)のアンプまで使っているではないですか

これは本気だ!BOSSさん本気ですよ
ブティック系やコピー系を蹴散らす勢いですよ

だってそれらはアナログでしかエフェクター作れないですもんね


他社には作れないBOSSサウンドを作ってきたBOSS



今回の原点回帰のような型番の付け方は、「BOSS2週目を意味しているのでは」と考えられます

OD-1を発表して世界のギターサウンドを一新させたBOSS
他社の猛追を振り払い、いよいよ2週目、新たなフェーズに突入したBOSS



ギターサウンドの進化はまだまだ止まらない





おっと、ついつい熱くなってこいつを貼り忘れてしまった




DS-1X同様、ハリ艶ギターのボリューム操作に対する反応も良いですね
また何と言っても両者とも「スコーン」とくるパンチ感がたまりませんね
これは弾いてて気持ちいいと思いますよ

それにしても良く歪むなぁw   OD-1X

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