2014年6月9日月曜日

ORANGE Micro Terror 超小型ギターアンプヘッド

ついに初めてアンプヘッド買いました




















今までコンパクトエフェクターに拘ってきたのはなんと言っても大きさです
大きなヘッドをスタジオや箱に持っていくことに凄く抵抗があったので、これまでは全く、全然ヘッドには興味すらなかったのです

それがなぜ今回ついにヘッドを買ったかというと、近年増えてきた小型ヘッドの最たる「ORANGE  Micro Terror」を発見してしまったからです
















<開封したところ>


2012年に発売されたモデルなのでヘッドに興味のあった方はとっくに知っていて「今更かよw」って突っ込まれそうなのですが、上にも書いたようこれまで全く興味がなかったのでこれ見つけた瞬間、もの凄い衝撃受けました


そのわけは、まず何と言っても大きさ・重さ

サイズ:16.5x13.5x9.2cm
重量:850g

寸法だけでパッとイメージできない方も重量が1kg未満なのには驚くと思います
アンプヘッドが1kg未満って…














比較はいつも通りBOSSコン

小さすぎ、これは可愛い!!

オレンジはデザインが良いからインテリアにもなるよね



それで肝心な音ですが、実はキャビは買ってないのでとりあえず、ヘッドフォンアウトをそのままアンプのインプットに突っ込んでみましたw

試したアンプは定番JC-120とORANGE Crush 30R

まずジャズコに入れて音が出て一安心
ゲイン上げて「うぉぉおおお!!」
これは凄いですよ!オレンジ独特の中音感が抑えられてマーシャルみたいな感じ
普通に歪みエフェクター感覚で超良い音!
キャビがなくてジャズコinでも十分使える、てかむしろコンパクト使わずにこっちの方が良い

次にCrush 30Rにつないで「おうおう、ちゃんとオレンジの音じゃん!」
オレンジの音ってキャビネットの影響がもの凄く大きいことを再認識
スタジオではマーシャルのキャビで出すことになると思うので、少しオレンジぽっさが抑えられそうですね良くも悪くも…

ちなみにクラッシュシリーズと比較すると
クラッシュの方がキメ細かい歪みでTerror(テラー)は少しゴリゴリした感じ
個人的には後者の方が好みなので狙い通り

歪み量はもう個人的には十分、よく歪むしサステインも申し分ないです
それでも歪みMAXにしないで(恐らく3時くらいで)、ソロ用はブーストして使うと思います
あとノイズも少ないですね、ほぼ0と言っても良いくらいでキャビの唸り程度















フロントパネル見ても分かるように、実はこの機体チャンネル1つしかないんですよ(てかこのサイズなんで当たり前ですねw)
なので歪ませていたら当然クリーンが出ないわけです
じゃあどうするかと言うと、ギターのボリュームを絞るわけです

歪み回路は音量と密接に関係していて入力音量で歪み量も変わります
これはある程度ギターやってる人は当然知っていて、演奏中に細かくコントロールすることもあります
でもロックバンドでフットスイッチに頼ってると意外とこのテクニックを見過ごしてしまいます
逆に言うとボリューム操作のテクニックさえ身に着けてしまえばわざわざ足元を操作しなくても済み、フットスイッチのない環境でも、1チャンネルのアンプでもクリーン・クランチ・リードと使い分けることができます

なのでコンパクトエフェクターの歪みに拘る必要もなくなり、ORANGE  Micro Terrorのような選択肢も出てきてサウンドメイクの幅も広がると思います

実際このORANGE  Micro Terrorの音は凄く良いですし、軽くて、安くて(価格は1万2~3千円程度)、コンパクト感覚で扱えなおかつキャビネットがあればアンプヘッドとしても使える
もう歪みは環境選ばずこれ一個でなんでも対応できそうです

あとはこの20Wのヘッドでスタジオ・ライブをどこまで戦えるかですね
普通のコンボアンプで考えると20Wって全然音量足りないけど、ヘッドだとキャビネット次第でもっと出ますし、個人的にオレンジって表示されてるワット数より1.5倍くらい出てる気がするんですよね

まぁなので結構いけるんじゃないかと思ってます
その辺は次にバンドでスタジオ入った時にまた追記レビューします

























ちなみにうちのオレンジコレクション
下のが30R




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