2013年10月11日金曜日

1、ダイナミクス系

ダイナミクス系は音量を操作するエフェクターです
音楽ではダイナミクスとは「音の強弱」のこととして使われます
また、ダイナミクス・レンジは「音の強弱の幅」のことです

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ダイナミクス系のエフェクターには
  ・コンプレッサー 
  ・リミッター 
  ・ボリュームペダル
  ・クリーンブースター
  ・歪み(ひずみ) 
  ・トレモロ
などがあります

 
・コンプレッサーは音量を圧縮(コンプレッション)するエフェクターです
 
 楽器の発音はどうしてもアタックが強くしだいに小さくなり、またバラつきが出ます
 コンプレッサーをかけることでアッタックの音量を抑え込み全体の音量を持ち上げることで結果的に音の伸び(サステイン)が良くなり、アタックの音量差を取り除くことができます
 これにより小さく弾く表現(ピアノ)と強く弾く表現(フォルテ)感を残したまま聴覚的には全体の音量差が少なくなり、リスナーに与える音量差のストレスを軽減し、一般的に言われる「音圧」を出すことができます
 コンプなかかり具合にメーカーや機種によるさがあるので、わざとパコパコした音色を狙って使うこともあります







一定レベルを超えたら圧縮
上限にスペースができた分だけ音量アップが可能
結果的に減衰のレベルが上がるのでサステインが伸びたように聞こえる



・リミッターは一定以上の音量を抑え込むエフェクターです
 
 こちらは不用意に機械に過大な負荷がかからないようにするためのものなのでバッサリ落とされます
 機材・スピーカーを保護する目的で使用されるのでPAさんが使うのでギタリストが自らかけることは殆んどないと言ってもいいでしょう



・ボリュームペダルは足で音量をコントロールするためのものです
 
 一口に音量を変えると言っても「歪み」エフェクターの前後では役割がまるっきり変わってくるので注意が必要です


・クリーンブースターは音量をコントロールするペダルです

単純に音量を上げるものから、トーンをコントロールできるもの、多少ゲインが稼げるものなどあります
また、クリーンと言ってもただ単にギターの音色がそのまま通過するわけではないので、ギターのクリーンにアンプではできない味付けをし、かつバッファを通すことができます

バッファについて詳しくは→TB(トゥルー・バイパス)とバッファについて


・歪みエフェクターはダイナミクス系に分類されますが、特別に歪み系として分けることが多いです

 ロックギタリストが一番こだわりを持つ程、音作りに欠かせないエフェクターで数多く販売されています
また、歪みはいくつかの種類に細分化されています

歪みについて詳しくは→歪みエフェクターの種類


・トレモロは音量を上げ下げさせ音に揺らぎを与えます
 なのでモジュレーション系に分類する方もいます

 音量の変化の波形を操作ができるものがあり、急激に音量をオンオフしたり緩やかに揺らぎを与えたりできます


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